木漏れ日の道で」の管理人様 くうこ様より またまた!!頂いてしまいました!!○(≧∇≦)○

あああありがとうございます!!


今回はドキドキの淳弥生ですよーー!!!うひっ
ではどうぞーー!!○(≧∇≦)○







初めてのキスは一瞬だったー

その日の夜はことあるごとに唇に残る微かな感触を思い出してしまい
心臓の鼓動がどんどん大きくなって眠れなかった。

次はどんな顔で会えばいいんだろうって人知れず悩んだのに、当の本人は涼しい顔。
まるで何もなかったみたいに・・・。
別れ際は一番緊張した。
でも、少し待ち遠しかった。
この間は突然すぎて余韻に浸る暇もなかったから、今度はしっかり刻み込もうと思った。
でも、彼はいつものように「じゃあ」と軽く手をあげただけだった。
あまりに自然な素振りに私も「・・・じゃあ」と返してしまった。
あら・・・?

それから何回会っても「待ち遠しいその時」は訪れなかった。
あの日の出来事は夢だったのかしら・・・そんな錯覚に陥ってしまう。

その次に会った時、私は決心した。
そして別れ際、いつものように手を上げようとする彼の手をそっと下ろした。

「・・・・?」

無言の質問を投げかけてくる彼に深呼吸を一つしてから答えた。

「・・・ないの?」

「え?」

「キス・・・してくれないの?」

心臓がバクバクいってる・・・。
彼は瞬きすら忘れてしまったかのように固まっていた。
頭の中で私の言葉を反芻して飲み込もうとしている・・・そんな感じ。
長く感じた短い沈黙。

「・・・してもいいの?」

その答えに私の全身を血が掛け巡った。
わ・・・私、とんでもなく恥ずかしいことを言ってしまった!!!
その瞬間私の上に影が出来、彼の唇が落ちてきた。
この間と同じ、触れるか触れないかの遠慮がちなキス。

「・・・もっと・・・ちゃんとして?」

「ちゃんとって・・・?」

おそらく、彼も混乱している。
頬に触れる手が熱い。

「あの・・・キスしたって分かるように・・・ってもう〜!」

自分でもわけがわからなくなって手で顔を覆ってしまった。
そんな私を彼は呆れるでもなく、笑うでもなく、真剣なまなざしで見つめて、そして・・・。


その日の夜はその時の状況を思い出して、一人で赤くなったり青くなったり。
目を閉じると色んなことが思い出されて、心臓の鼓動は早くなるばかり。
二回目でこんなだったら三回目はどうなっちゃうんだろう・・・。
鼻血でも出しちゃうんじゃないだろうか。
我ながら馬鹿げたことを真剣に考えてしまう。

今日、二度目の別れ際、彼・・・淳はとどめを私に刺した。

「次からは聞かなくてもいいからね」

私、次こそどんな顔で会えばいいんだろう・・・。





                                     終わり♪

 

                                                        

                                                                                                                                               

タイトル くうこ様からの頂きもの!!

こんにちは!亜美です。

またまた嬉しいことに!!!、

淳弥生サイトで「木漏れ日の道で」の管理人さま くうこ 様より

淳弥生のあまーーーい新作を頂戴してしまいました!!

゜。゜(つД≦。)゜。ありがとうございます!!!!!

やっぱりキス!!キスですよ!!

もともとカップルで登場した淳弥生は、どんな付き合い方をしてたのか

どどどどどんな初めてのキスだったのか!!!!??

淳弥生で好きになったらここ基本だと思います!!

最後の三杉君のセリフがまた瞬殺です!!

くうこさま、本当にこんな素敵なお話をありがとうございました!!!

そして・・・くうこ様 また・・申し訳ございません!!

イメージが違ったらほんとすみませんが・・・(震え声)

シャーペンクオリティの落書きに軽く色づけしたものをまた添付しちゃいましたーー!!


(≧□≦)すみませんつい嬉しくて・・・!!

皆様もお目汚しホント申し訳ございませんでした!!

何度もいいますーーくうこさま、本当にありがとうございました!

○(≧∇≦)○亜美



                                          2014.11.11



                                                                                                             

                                                                                                                               

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